みわ保育園の 育児の特徴
児期の保育では、一日の生活リズムの安定がとても大切になってきます。担当保育士は毎日、一人ひとりの状態を把握した上で、家庭からの自然の流れの中に保育園での生活リズムをつくり、子ども達の情緒の安定を心掛けています。
そのために、食事も一人ひとりの子どもの状況に応じて様々な配慮をし、担当の保育士との信頼関係の中で食事の習慣が身につくように、細やかな介助をしています。
0歳児の離乳食は生後4ヶ月頃の準備期から初期食、中期食、後期食、完了食の各期を通してそれぞれ十分に検討し、一人ひとりに応じた調理法や量、大きさなど種々の面での工夫をしています。まだ一人で座れない子は抱いて食べさせ、椅子に座って食べられる子どもはペースを合わせながら介助をします。
徐々に自立できるようになると、食事に対する意欲も顕著になってきますが、その中にあって「いただきます」や「ごちそうさま」の挨拶をすることや、ちゃんと座って食べるなどの、基本的な生活習慣を身につけていくことはとても大切であると考えています。食事中の安定した姿勢を保つために、足のつく位置を調節するなど、おいしく、意欲的に食べられるような環境作りをしています。
また、みわ保育園では、食器具には安全性、機能性を考慮して陶製のものを使用していて、細心の衛生管理に努めています。
育園で機嫌良く、快適に過ごし、意欲的な遊びをするためには、家庭からの生活のリズムを担当保育士が引き継ぎ、排泄にも気を配ります。
個々の子どもに応じて着脱や排泄の介助をしますが、トイレが使えるようになると後始末や手を洗うなどの、一連の動作を身につけていきます。
眠の前に、状況に合わせて水分の補給(お茶を飲ませる)や、オムツの取り替えを行い、目覚めた後も肌着の着替えをしたり髪をとかして、常に快適な状態でいられるようにきめ細かい配慮をしています。
月齢が上がってくると自分で眠る場所へ行き、洋服をたたんでかごに入れることもできるようになります。
活習慣は、一人ひとりに行われる丁寧な育児で形成されます。食事やおやつの前、外から帰った時には保育士がついて一つひとつの動作を確認しながら手洗いをしますが、この手洗いの一連の所作も乳児期にくり返し行われることによって、基本的な生活習慣の一つとして成立していきます。
庭に出て外遊びをするときは、靴下をはき、帽子をかぶって支度をし、みんなが揃ってから出ます。
0歳児の歩ける子も靴を履いて出ますが、外から帰ったときは保育者と一緒に、自分の靴を自分の場所にちゃんと戻せるようにします。みんなが揃うまで椅子に座って待ち、それから部屋に入ります。
1・2歳児は帰ってきたら、帽子と靴下を脱ぎ、靴下は靴下入れに戻してから入室します。