あそび  1歳児  2歳児
             あそびー1歳児
 
乳幼児期の「あそび」は、人間形成や社会への適応力を養ったりすることに大きく関わってきます。この「あそび」は身体的遊びや探索・操作的遊び、構成遊び、ごっこ・ルール遊びなどと幅広く、他の日常生活を含めて大切な学習で あり、子どもの発達には欠かせないものです。
 みわ保育園では「あそび」のための手だてとして、シンプルで安全性に配慮した職員手作りのおもちゃや、厳選したドイツやスイスを始めとするヨーロッパ各地のおもちゃを生活空間にとりいれ、自由な発想で遊びの豊かさを作り出せるように工夫しています。
                      
並べる
バランス
わらべうた
積む
つなげる
型はめ
型落とし
ひも通し
形合わせ
絵本
入れる
お世話遊び
閉じる

             あそびー2歳児
 
二歳頃になると運動の幅もどんどん広がって行き、手指の機能や言葉も一層発達してきます。ひとり遊びから徐々にグループでの遊びへと発展して、その遊びも、色んなものに見立てたりつもりになったりして、象徴的な遊びへと向かいます。大人の活動をまねた「ごっこ遊び」などが行われるようになります。そこにそれぞれの役割が生まれてきて、他者との関係の中に思いやりの心が芽生え、コミュニケーション能力も育まれてきます。
 これらの遊びの分類は様々な形で示されていますが、一般的には感覚・機能を主体とした「機能遊び」や、ごっこやみたての「再現(模倣)遊び」、音楽・お話し・絵本などによる「受容遊び」、積み木や粘土・身近なものを使っての「構成(構造)遊び」などに分類されます。年齢が更に上がってくると、象徴的な遊びも複雑になり、徐々にルールが取り込まれて規則的遊びへと発展します。ここに掲載している2歳児の遊びは、複雑・高度化していく子どもの遊びの過程を示しています。
                      
並べる
他児のそばで同じ玩具を使って遊んでいますが、やり取りのない平行遊びの段階です。ただ、その中でもお団子やさんを模しての初歩的な再現遊びが始まっています。
並べるだけの遊びですが、共通の目標を持って役割を分化させながら共同遊びに発展していきます。クマさんに振る舞われたお誕生ケーキと魚のケーキも、様々なおもちゃやチェーンリングなどを組み合わせ、色分けをしながらなら並べられています。
構造遊び
ひとりでの構成遊びです。かなりの集中力で積み上げたものの、ついには崩れてしまいました。
並べるあそびが立体的に進化して空間を認識し始めます。構造的に積み上げていきますが、そこには「ぶたさんの家」と言うテーマがあり、遊びの中にたくさんのお話しが生まれてきます。
お絵かき
わらべうた
絵本
つなげる
マグネット
粗大遊び
ホックでつなげたりマグネットの色パーツを並べたりする遊びは色の感覚や手指の機能の発達につながります。また、ウレタンブロックやバランス感覚を養う遊具などを使っての感覚運動的な遊びも工夫されています。さらに、わらべうたを聞きながら体を動かしたり、絵本を読んだりお話を聞いたりする受容遊びも大切な遊びです。
形を作る
積み木やその他のおもちゃを組み合わせて形を作ります。その形もだんだんと具体的なものを表現し始めます。
知育玩具
イタリア・レシオ社のビナリオという木製玩具です。音を楽しみながら、ハンドルの操作で前に転がしたり後ろに転がり出したりできます。 フランス・イオトボ社の型合わせ玩具ですが、盤に作られた型に合わせるだけでなく自由な発想で形を作ることもできます。数種類のパーツが単純な円弧で構成されているので、子どもの創造力を助長します。
こちらはドイツ・デュシマ社のリモーザという玩具で、数種類の穴のあいた盤にパーツをくっつけて色の構成をしたり様々な形を作ったりします。ひとつひとつのパーツの盤への固定や取り外しが簡単に行えて色んな模様が作れます。
ドイツ・レナ社の構成玩具です。ひもを通しつなげて遊べるだけでなく、立体的にも組んで遊ぶこともできます。手先の訓練にもつながり、また、色や数の学習にもなります。
お散歩
お散歩は担当の保育士と三人の組でお出かけします。保育園から約1キロメートルの距離を20分かけて歩きます。途中、たくさんの自然との触れ合いや町の様子に、好奇心いっぱいのちっちゃな目が輝きます。
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