保育理念

みわ保育園の
 「一人ひとりの子どもを大切にする保育」は、子どもは一人の尊重すべき人格であるという考えの基に、子ども自身の発達する力を信じ、保育者が子どもの可能性を最大限に発揮できるように援助します。
 そして、毎日の保育の繰り返しの中から子どもが“私は尊重されている”と感じることができ、その上で保育者も子どもとの交流に新鮮な喜びを持ちながら、小さな成長の一つ一つに偉大な価値を認めることで「一人ひとりの子どもを大切にする保育」が成立していきます。
 室内(遊び)の環境を通じて子どもたち自らが遊びを選び、判断し(主体性)、年齢に合った遊びを展開していきます。その為に保育者は適切な環境と教育的なねらいを持って、「あそび」を提供しています。
          

乳児保育(0歳〜2歳)は、育児担当制を取り入れて、一人ひとりの子どもに深く関わり「一人ひとりを大切にする保育」を実践しています。食事、排泄、外遊びは担当の保育者と一緒に行動し、個々の成長を把握していきます。育児ノートの記入も担当の保育者が行っていますので、お子さんの家庭での様子を知り、何か変わったことが有れば対処できるようにしています。
育児の方針は、全職員が研究を重ね育児方法の一致した考え(流れる日課の取り入れ)で取り組んでいます。

 ●生活習慣の形成
 1.健康的な生活を送るための衛生習慣(着脱、排泄)
 2.集団生活、生活様式が身につくための習慣(睡眠、食事)
 3.友達とともに過ごすための仲間関係の習慣(あそび)

 ●知的な発達
 
遊びを通じ、五感を使ってくり返し認識するうちに、知的な発達に
 
つながっていきます。

 ●感情の発達
 
感情の発達は喜びから始まります。
 喜びを感じることが感情を育てる第一歩です。

 ●言語的な発達
 
“ことば”かけと育児行為の一致。
 また遊びの中のことばを通じ言語の発達を促します。

 ●身体的発達・運動的発達
 
微細活動・・・手先を使ったあそび
 粗大活動・・・体全体を使った運動あそび
 両活動を通じ運動発達および、日常生活における基本的な所作をこ
 なす事を目標にしています。

以上、五つの発達(人格形成、全面発達)を目標に日々の保育をしています。


●遊びを通じ「子どもの社会化」を助け達成する。
ごっこ・役割あそびは、子どもの社会生活の基本ルールを学習する場です。人間関係(仲間意識)を、遊びを通して育てます。

●「体育指導・毎日体操」で運動発達を育てる。
物事に集中する力を身につけさせ、理解力を養うことは子どもの発育にとってとても大切なことです。そのために講師の先生のお話をしっかりと聞き、理解して行動できるようになることを目的として、体育指導(3歳児は30分、4歳児は40分、5歳児は50分間続けて行われます。)を取り入れています。

●課業「絵画指導」を通じ絵を描く楽しさを学ぶ。
全員一斉に指導することを避け、少人数で一人ひとり丁寧に無理なく分かり易く年齢にあった指導をします。

●絵本「よみきかせ」を通じ、聞く耳を育て、空想の世界の楽しさを知る。
毎日よみきかせをしています。楽しさが習慣化され、物語の世界が理解でき、主人公や登場人物の心の動きや出来事を楽しむことにより、読解力等が育まれていきます。

●外国の文化にふれ、外国に興味を持つ。
週に一度、5歳児クラスに専任講師がきます。楽しい教材を使い、子どもたちも楽しみにしています。

●「わらべうた」を楽しみながら、子どもの音楽の基礎を身につける。
乳幼児期における音楽教育の目的は、音楽性の基礎となる聞くこと、歌うことを通して、他の人と交流することが出来るという体験を得ることと、音楽が文字通り、音(リズム)を楽しむことだという感性を築くことにあります。したがって、「わらべうた」を積極的に保育に取り入れています。